昼間はまだ暑いのに、夜になると急に涼しくなる。そんな時期になってきました。
「まだ鍋の季節じゃないかな」と思いつつ、夜だけは温かいものが欲しくなる。
そういう日にちょうどいいのが、今回の丸ごとキャベツのおでん風です。
くし切りにしたキャベツを、だしでくたくたになるまで煮るだけ。
1人分約120kcalという、鍋の中でも圧倒的に軽い一品です。
おでんの定番であるこんにゃくやゆで卵を合わせても、全体で200kcal台に収まります。
「食べても罪悪感がない鍋」を1つ持っておくと、ダイエット中の夜はかなり楽になります。
このレシピがダイエットに向いている3つの理由
1. キャベツは1/4個食べても約70kcal
キャベツは100gあたり約21kcal。1/4個(約300g)をまるごと食べても、約63kcalにしかなりません。
これがどれだけ軽いかというと、ごはん茶碗1杯(150g)が約230kcalなので、キャベツ1/4個は、ごはんの1/3以下です。それでいてお腹はしっかり膨れます。
煮込むとカサが減るので「意外と食べられてしまう」のもポイント。
生のサラダで300g食べるのは大変ですが、煮込めば軽く完食できます。
2. おでんの具は、選べば低カロリーの宝庫
おでんは「太る食べ物」というイメージがないと思いますが、実際にダイエット向きの具が多い料理です。
| 具材 | 1個あたりの目安 |
|---|---|
| こんにゃく | 約5kcal |
| 大根 | 約18kcal |
| ゆで卵 | 約70kcal |
| ちくわ | 約35kcal |
一方で、練り物の中でもさつま揚げやがんもどきは油で揚げているため高めです。
こんにゃく・大根・卵を中心に組み立てるのが、おでんをダイエット食にするコツです。
3. だしで満足感、油はゼロ
このレシピは炒める工程がありません。調理油を1滴も使わないので、その分のカロリー(大さじ1で約110kcal)がまるごと不要になります。
味の主役はだしです。うま味がしっかりあると、塩分や油を控えても満足感が得られます。
キャベツから出る甘みも加わって、シンプルなのに物足りなさがありません。
材料(2人分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| キャベツ | 1/2個(約600g) |
| こんにゃく | 1枚(約250g) |
| ゆで卵 | 2個 |
| 鶏むね肉(皮なし) | 150g ※またはちくわ2本 |
| 水 | 600ml |
| 和風だしの素 | 小さじ2 |
| 薄口しょうゆ | 大さじ1 |
| みりん | 大さじ1 |
| 塩 | 少々 |
キャベツは切り分けずに「くし切り」にするのがポイント。バラバラにすると煮崩れて、おでんらしい存在感がなくなります。
たんぱく質を増やしたい場合は鶏むね肉を、おでんらしさを優先するならちくわを選んでください。
私は鶏むね肉派です。
作り方
手順1:キャベツをくし切りにする

キャベツは芯をつけたまま、4等分のくし切りにします。
芯を残すのがコツです。
芯があることでバラバラにならず、煮込んでもキャベツが形崩れしません。
芯が太すぎる場合は、先端を少し切り落として火の通りを良くしてください。
手順2:鍋に並べてだしを注ぐ

鍋にキャベツを立てるように並べ、水・和風だしの素・薄口しょうゆ・みりんを加えます。
キャベツが完全に浸からなくても大丈夫です。
フタをすれば蒸気でしっかり火は通ります。
手順3:こんにゃくと鶏むね肉を加えて煮る

下ゆでして食べやすく切ったこんにゃく、一口大に切った鶏むね肉を加え、フタをして弱めの中火で20分煮ます。
こんにゃくは味が染みにくいので、格子状に切れ目を入れるか、手でちぎると断面が増えて味が入りやすくなります。
手順4:ゆで卵を加えてさらに10分

ゆで卵を加えて、さらに10分ほど煮ます。
卵は最後に入れるのがコツ。
最初から入れると煮すぎて白身が固くなります。
もし硬いたまごがお好みでしたら、最初から入れてしまうのも◎。
キャベツに箸がすっと通れば完成です。
塩で味を調えてください。
手順5:できれば一度冷ます

時間があれば、火を止めて30分ほど置いてから温め直すと、味が格段に染みます。
おでんが「翌日の方がおいしい」と言われるのはこのためです。
冷める過程で、だしが具材の中に吸い込まれていきます。
急ぐ必要がなければ、この一手間をおすすめします。
キャベツの芯まで柔らかくするコツ
キャベツのおでんで失敗しやすいのが、「葉はくたくたなのに芯が硬い」という状態です。
原因は火加減です。
強火でグラグラ煮ると、外側の葉だけが先に崩れて、芯まで熱が届く前に煮崩れてしまいます。
- 弱めの中火をキープする(静かにフツフツする程度)
- フタをして蒸気を逃がさない
- 20分は触らない(動かすと崩れます)
この3つを守れば、芯までとろとろになります。急いで強火にするより、結果的に早くきれいに仕上がります。

カロリー・栄養価の目安(1人分)
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| カロリー | 約120kcal(キャベツ+こんにゃく+だし) |
| 鶏むね肉と卵を含めた場合 | 約260kcal |
| たんぱく質 | 約24g(鶏むね肉と卵を含む) |
一般的な食品成分値をもとにした概算です。
野菜だけなら約120kcal、たんぱく質を足しても260kcal台。
鍋料理としては最軽量クラスです。
〆はもち麦がおすすめ
だしがしっかり出ているので、〆まで楽しめます。
ごはんやうどんを入れると一気にカロリーが上がるので、もち麦がおすすめです。
茹でたもち麦を大さじ2〜3加えてひと煮立ちさせるだけ。
水溶性食物繊維のβグルカンが含まれることで知られていて、腹持ちも良くなります。
雑炊のような満足感が出るので、これで一食が完成します。
アレンジ・よくある質問
Q. キャベツが煮崩れてしまいます
芯を切り落としていませんか?
芯はつけたままにしてください。
また、煮ている途中で動かすと崩れやすくなります。
20分は触らずに待つのが正解です。
Q. 白菜でも作れますか?
作れます。白菜の方が水分が多いので、水を100mlほど減らしてください。
ただし白菜は煮崩れやすいので、キャベツより煮込み時間を短めに(15分程度)。
秋冬は白菜が旬で安くなるので、時期によって使い分けるのもおすすめです。
Q. もっとしっかり味にしたい
薄口しょうゆを大さじ1.5に増やすか、仕上げに練りからしを添えてください。
からしは0kcalに近い調味料なので、カロリーを増やさずに味の変化がつけられます。
お好みで柚子胡椒も美味しいです。
Q. 作り置きできますか?
できます。むしろ翌日の方が味が染みておいしいです。
冷蔵で2〜3日保存できます。
温め直すときは沸騰させず、じんわり温める程度に。
Q. たんぱく質をもっと増やしたい
鶏むね肉を増やすほか、厚揚げ(1枚約150kcal)や鶏団子を加える方法もあります。
ゆで卵を2個にするだけでも、たんぱく質は約6g増えます。
まとめ:罪悪感ゼロの鍋を1つ持っておく
- キャベツ1/4個は約63kcal。煮込めばカサが減って軽く食べられる
- おでんの具はこんにゃく・大根・卵を中心に選べば低カロリー
- 芯をつけたままくし切り、弱めの中火で20分、途中で触らない
- 〆はもち麦。冷ましてから温め直すと味が染みる
ダイエット中の夜、「何を食べても罪悪感がある」という状態はしんどいものです。
気兼ねなく食べられる鍋を1つ持っておくだけで、夜の選択がずいぶん楽になりますよ。
同じ「かさ増し」の考え方では、しらたきを麺に置き換えた担々風スープもおすすめです
野菜をたっぷり食べたい日は、無水カレーもどうぞ。
最後に、このブログで使用している鍋とフライパンのご紹介です。
ちょうど良いサイズで使いやすく、デザインも素敵で料理が楽しくなります♪
ご参考までに。